多額の借金で自殺しない多重債務者のための有益ガイドブック -2




現代は前借り促進のシステムが人間の快楽を得させるために出現してきました。
たとえば、キャッシュカードやクレジットカード、携帯電話の決済機能などです。
目の前に現金が無いのに将来の払いをアテにする期限の利益の仕組みが整備されてきました。
痛い目に遭ってみないと、この便利さが有する危険性は分かりにくいのです。
利便性や目の前の現金の不存在で進む決済制度には金銭感覚を狂わせる何かがあります。
利息制限法を超える金利、いわゆるグレーゾーン金利については、最高裁判例により撤廃の動きが存在する。
すると、消費者金融も融資する際の条件が厳しくなる。
にもかかわらず、どうしても、お金を借りなければならない人は多い。
ならば、当然の成り行きとして、借金しなくてはならない大勢の人たちは、闇金に行く。
もちろん、闇金の融資行為は民法90条公序良俗に違反する行為である。
だから、支払い義務は無い。
しかし、闇金融から借金して「法律違反だから払う義務は有りません」で済むわけが無い。
自殺させることぐらいは平気で追い込みかけてきます。
奴らは「自殺するなら生命保険をかけとかんかい!」みたいな感じで親兄弟親戚近所の人にまで嫌がらせをしてくる。
だから、闇金対策特別法を作ればよい。
「闇金関係者が近くに居る場合は、生命に急迫不正の侵害が有るものと看做す」
完全に憲法違反のような気がしますが、詳細は、議論しないことにしておきます。

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(C) 2012 審査の甘い消費者金融と多重債務者