金融業者が携帯電話で多重債務者をだます -2
そういえば、モビットに似た響きを持つ「モビッツ」という金融業者の広告を見たことが有ります。
もうちょっと、ひねらんかい!と思ったんですが、まぎらわしいほうが、多重債務者をだませるのかもしれません。
いずれにしろ、まぎらわしい名称の金融業者は危険な香りがプンプンします。
しかし、こじんまりとした金融業で、マイナーな名称の金融屋として地方で頑張っているマトモなキャッシング業者が、怪しまれてしまうのは、やはり、こういう事件が多発するからでしょうね。
K容疑者たちは、名簿屋のS容疑者(33)から犯罪の温床になる重要なリストを購入していた。
具体的には、精神的に追い詰められてわらにもすがりたい多重債務者3300人分の住所、氏名を印刷したデータ。
しかも、丁寧なことに、ダイレクトメール用のあて名シールまでこしらえてくれて、後は封筒に貼るだけの様式。
すなわち、多重債務者の住所と氏名が印刷されているラベル型のシールを3300枚分、あとは、せっせと封筒に貼るだけの手間いらず商品を約4万5000円で売っていたというのだ。
そして、これまた多重債務者の銀行口座などを買い取って、民法90条違反であろう返済金の振込用口座に設定していた。
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(C) 2017 審査の甘い消費者金融と多重債務者