キャッシング病の多重債務者は借金病を克服すべき -2




すなわち、借金生活から脱出するときの戦い方が命がけだったとしても懲りない人というのが居るんです。
ほとんどの場合、借金の原因を探求して、苦悩しつつも努力と工夫を重ね、なんとか自分が動き回って自主的に行動できて借金問題を解決できた人は、その後の生活設計をしっかりしたものに変換しうることが多いです。
それでも、のどもと過ぎれば熱さを忘れるタイプの懲りない人が居るのも事実です。
ならば、自分で東奔西走せずに他人に依存してウマく借金生活を切り抜けたラッキーな人はなおさら懲りません。
はなっから弁護士や司法書士に任せきりの場合は、せっかく取り戻した過払い金が消えてしまうことが日常茶飯事です。
しっかりした金銭感覚を身に付けてないので地獄めぐりを繰り返します。
例えばの事例ですが、過払い金が戻ってきて、総額は、数百万円だった人が居ました。
降って湧いてきたような感覚の多額の過払い金が手元に有るわけです。
軽い気持ちで浪費して、1年で使い切ってしまったらどうなるか?
生活のレベルを落とすことは困難です。
エアコンの冷房に慣れてしまえば、もはや、扇風機だけの生活に戻れないのと同じです。
元の木阿弥で、彼は、現状の浪費生活を維持することが出来なくなり、消費者金融に借金を申し込みます。
しかし、過払い金の請求をしてくるであろう人というデータは残っています。
そんな人にお金を貸したりしません。
さらに、過払い金の返還請求を実行する人の多くは過去の事故情報がブラックリストに登録されている人たちです。
数百万円の過払い金が戻ってくる場合は、まじめな返済者であった場合のほかに、借りまくっていたブラックリストの場合が多いでしょう。
結局は、人間的に金銭感覚が変更されなければ、心の病であるキャッシング病は治らないということでしょう。

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