キャッシング病の多重債務者は借金病を克服すべき




多重債務者を卒業して幸せになりたい人たちが居ます。
しかし、いったん多重債務者から脱出したにもかかわらず、再び多重債務者に戻ってしまう人たちが多いです。
債務を圧縮できたにもかかわらず、多重の債務を抱え込んでしまう。

過払い金を取り戻したにもかかわらず、再び、繰り返して借金をしてしまう。
のどもと過ぎれば熱さ忘れるみたいな感じなのでしょう。
なぜ、こういう借金の繰り返しが起きてしまうんでしょうか?
借金リピーターを再生産している社会の現状はいかなるものか?
それは、お金を何回も借りる人の感覚がずれてしまっているという精神的な病です。
借金病みたいなものです。
利用可能額をどのように感覚的に把握しているのかというと、まだ、これだけ残っているから大丈夫という感覚、すなわち、自分の銀行の残高でもないのに、まるで、自己の利用枠の借り入れ可能残高を、債務的な枠と把握せずに、所有権的な自己債権残高と勘違いしてしまう感覚ズレの病気です。
この勘違い病が治癒されていないにもかかわらず、多重債務状態を脱出しようと計画し、いざ債務を整理しても、効果が無いです。
まだ借金への恐怖心や、つい軽い気持ちで当てにしてしまう依存心が消えていません。
この状態のときに悪いタイミングで金融業者からの電話やダイレクトメールが来て、借金しませんか?などと勧誘されると多重債務者病の御方たちはOKサインを出してしまうらしいのですね。
せっかく法律の専門家に依頼して、存分に戦って過払い金を請求して、金融業者からお金を取り戻したとしても、人によって、そのあと生活状況が変化する度合いは異なってきます。

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(C) 2017 審査の甘い消費者金融と多重債務者