多重債務者用の相談窓口を設けたグリーンコープふくおか1

多重債務の人が、もっとも、おっくうになって、なかなか専門家に相談せずに、何でも自分で決めようとする場合は、ドツボにはまります。

お金の返済について、一人の人間の有する経験的な知恵や情報収集力は限られています。
結局は、借金の悩みであっても恥じることなく、率直に、まともな人に相談できた人が幸せになれるのだと思います。
まず相談をしてみるという多重債務者の柔軟な姿勢が有れば、必ず、乗ってくれる人が居るのが、この世の中です。
グリーンコープふくおかの事例を検証してみましょう。
ここは、福岡県の助成の窓口を開設してから半年が経過しました。
2008年9月18日の西日本新聞からの記事を参考にして考証してみます。
福岡市に本拠地を有するグリーンコープ生協ふくおか。
ここは、すでに半年間も、県の助成を受けつつ良いことをしています。
すなわち、組合員以外の県民も対象にした社会貢献を実行しているのです。
具体的には、多重債務者の相談を受けて、アドバイス支援を行っています。

さて、雪だるま式に増えてしまった債務の整理法は、いかなるものか?
さらに、生活を再建していくには、どのような方法が有るのか?
不況が長引いている昨今において多重債務者は年々増えています。
リーマンブラザーズが破綻して、企業が保有する株の価格が下落して、含み資産の減少や雇用控えなど、贅沢をするためではなくて、単に生活費が不足してしまったために、借金をして、いつのまにか多重債務者になってしまった人たちの今後の進路は、難題尽くめでありましょう。
実は、探せば、けっこう良い味方が、いらっしゃいます。
多くの債務をかかえてしまった者たちの安全地帯としてのグリーンコープふくおかの役割を考察してみましょう。
そもそもは、組合員を対象にしたサービスとして2006年8月に福岡市の博多駅付近のビルで、グリーンコープ生協ふくおかが生活再生相談室を開始したのが発端です。
次に、2008年4月に、日本で最初の試みとして、県の助成を受けて活動をリニューアルさせました。
すなわち、助成をもとに、北九州市、久留米市、直方市にも生活再生相談窓口をオープンさせて、しかも、相談できる対象を組合員でない人にも拡大させました。
2006年から以降の相談件数は約3600件ということは、社会で困っている人たちの為になっているということです。
福岡県と提携してからの短期間だけで、債務者の相談件数は約1600件ということは、多重債務者の認知度が上がったのか、もしくは急激に多重債務者の数が増えたかの、どちらかです。
認知度が上がったというケースのほうが好ましい状況なのは言うまでも有りません。

この記事のタグ

サイト内関連記事

多重債務者の借金生活を救済する司法書士の取り組み
兵庫県のニュースを考察してみました。 多重債務者を救済するための方策は様々ありま......
借金生活を脱出させるための多重債務者支援活動の具体例
運が悪いのか自業自得なのか、そこらへんは判断しかねますが、多重債務のお方に良い知......
相談窓口と希望を多重債務者に提供するグリーンコープ福岡2
窓口を訪れた多重債務者は、どのような手順で相談していくのでしょうか? まず、窓口......
グリーンコープふくおかで多重債務者が具体的に相談申込み
ある人が、結婚費用その他の費用をペイするために複数の金融機関から借金しました。 ......
弁護士や消費生活アドバイザーが面談してカウンセリング
最近では多重債務に関する相談を受け付ける機会が増えてきているように思います。 多......

▲このページのトップへ

HOME

携帯版のQRコード

審査の甘い消費者金融と多重債務者:携帯版

携帯サイトは3キャリア対応です。

当サイトは携帯でもご覧頂けます。
携帯版サイトURL:
http://black.infobypass.com/m/
上のQRコードから読み取るか、URLをケータイに送信してアクセスしてください。