キャッシング業界の再編成で多重債務者が影響を受ける

消費者金融の再編成と多重債務者を考察してみた。
三菱UFJがアコムを子会社化という事例を考えてみる。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が、
8月27日、消費者金融大手のアコムを子会社化したらしい。

ちなみに、
消費者金融業界は、再編成が進んでいます。
2006年末の貸金業法改正で上限金利が引き下げられた。
それじゃあ、金利を高くして稼ぐことは出来ない。
飛ぶ鳥を落とす勢いだった消費者金融会社の業績が低迷中。
そのなかでも、アコムは三菱UFJの傘下に入ることで生き残ろうと画策。
信用力をバックに事業展開するわけです。
そうすることで、市場からの資金調達が簡便になります。
持ちつ持たれつ、三菱UFJにも利便は有る。
アコムを子会社化して個人向け業務に関して発展させたいという考え。
すなわち、消費者金融のノウハウの奥義を吸収することで、利益を上げるわけです。
このことから何が分かるか?
消費者金融は生き残るために銀行主導型が流行するだろうということ!
どれほど、グレーゾーン撤廃で厳しくなるかといえば、
大手の消費者金融でも、生き残れるか不明だと消費者金融大手の幹部が裏話している。
業界再編成の波が押し寄せてきて、経営体質を強化するためには、どうしたらよいか?

合併や合弁や買収されたり、どこか大きな会社の傘下に入ったりですね。
三井住友ファイナンシャルグループ系のプロミスは、三洋信販を完全子会社化。
アコムは三菱UFJの信用力をバックに経営展開するなど。
さらにアコムは、三菱UFJと共同でインドネシアの銀行を買収。
海外での事業をもくろんでいる。
やはり、銀行との関係を強化させることで、海外での事業展開も視野に入れて利益を拡大させるつもり。
大手銀行による消費者金融の系列化が進んだ場合、残されるのは、独立的な消費者金融です。
武富士やアイフルなどが資金調達をする際の金利は、アコムやプロミスよりも相当に高い。
ならば、独立系どうしが全て共闘するか、武富士が、どこかの銀行の傘下に入るかどうかという再編も考えられうる。
しかし、武富士が、どこかの銀行の傘下に入るなどは有り得ないような気がする。
いずれにしろ、世間をあっと言わせるような根本的で抜本的な方策、すなわち、消費者金融会社が生き残るための方策が出てくることは間違いないだろう。
そのたびに、多重債務者はキャッシングを実行しようとするときに振り回されることになるであろうから、多重債務者にとって情報収集こそが肝要になってきます。

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